1.日本では転売は良くないイメージ,米国では合理的な流通システム
2.転売チケットのほうが定価よりも安い?
3.売買成立後のチケットは郵送の必要がなく,バーコード情報の譲渡のみで可
4.スマホアプリで価格アラートを設定できる
5.まとめ
StubHub |
1.日本では転売は良くないイメージだが,米国では合理的な流通システム
チケット転売が基本的に良くないことであるとされている日本では悪いイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが,アメリカでは需要と供給により価格が流動的に決定されており,買われたけれども実際には客が来られず空席になってしまっているということが極めて少なく,ユーザー側にとっても販売直後からイベント直前まで活発に売り買いができるという合理的なシステムです.転売が合法だからと思いますが,これまでアメリカでダフ屋を見かけたことはありません.日本では販売直後に定価で買い占めたブローカーがエンドユーザーに対して高く売ると問題があるから日本では転売は好ましくないとされております.では,そもそも最初から市場にとり適正な価格で公式販売すれば良いと思いませんか?例えばアメリカではブルーノマーズのライブが,ステージ前$800,アリーナ席$400,2階席でさえ$250という値段で定価販売のサイトTicketmasterで販売されています.高くてお金持ちしかチケットを買えなくなると困ると言っている皆さん,日本ではファンクラブ年数が多い人が優先購入できていますがこれも結局チケット代の代わりに年会費を払ったお金持ちが良い席を手に入れられているしくみだと思いませんか?
2.なぜ転売チケットのほうが定価よりも安いの?
なぜsecondary-market ticketが販売価格よりも安く出回ることができるのかについては以下のように考えられております.- チケットを購入したが仕事の都合などでいけなくなった人が売りに出している(例えば ,行きたいけど仕事が休めるかどうかわからない場合,最悪80%で売り抜けられるサービスがあればとりあえず販売価格でチケットを押さえておきたいと思いませんか?)
- グループの人数分チケットを購入したが,その中の一部の人が来れないことが購入後にわかって,無駄になるよりは安くても良いので売り抜けたい
- スポーツ観戦のシーズンチケットホルダーが50-80%の値段で購入した個別チケットを,利益を上乗せするけれども定価よりは安い値段で売りに出しているケース
遠方から観戦/鑑賞に来る人にとっては少なくとも1ヶ月前にはチケットを押さえたいためこの時期に1つ目のピークがあります.また,物理チケットの郵送に3-4日営業日を有するため2つ目のピークがあります.逆にいうと,会場の地元住人にとっては開催1ヶ月前以降まで待つことで価格の低下を期待できます.
また,一般的にいえることとして売り買いが活発な土日や平日の夜に高めで推移し,平日の日中は安めなので狙い目になります.
3.売買成立後のチケットは郵送の必要がなく,バーコード情報の譲渡のみで可
全部ではないですが,ほとんどの売買はチケット記載されているバーコード番号のやり取りだけで成立し物理チケットの郵送そして受け取りといった必要がないという画期的なシステムが存在します.これにより,まさに直前まで売買ができます.この場合はStubHubがバーコードを含むeTicketを発行してくれ,それをプリントアウトして窓口でみせるだけで入場できます.4.スマホアプリで価格アラートを設定できる
スマホのアプリでプライスアラートを設定でき,自分がもともと決めていた金額を逃すことなく売り/買いの注文ができます.ここまでくると,株式やFX取引さながらです.5.まとめ
スポーツやコンサート,ライブ,ミュージカル,ショー,イベントのチケットをとる時にまずStunHubとTicketmasterを比較しましょう.
日本人の感覚からすると不思議ですが,ほとんどの場合で転売サイトであるStubHubの方が取扱量が多く,安いためおすすめです.
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