2019年1月7日月曜日

アメリカに海外送金するおすすめの方法

この方法で50,100,200万円を送金すると,トータルで3508円(0.70%),3515円(0.35%),3530円(0.18%)しか損失がありません.YJFXで外貨に交換し,その外貨をSMBC信託銀行に移してから海外送金し,Ally Bankで受け取ります.この記事では日本からアメリカに安く送金する方法を紹介します.

実際の送金の流れの目次
1.マイナンバー,SMBC信託銀行,楽天銀行,YJFX口座を作成
2.SMBC信託銀行のトークンをゲット
3.住民票を抜いた時点でマイナンバーカードが失効
4.移住後にAlly Bank口座を作成
3.手数料無料のネットバンクからYJFXに国内送金
4.YJFXで為替手数料を節約して外貨両替
5.手数料1500円でSMBC信託銀行に国内送金
6.SMBC銀行から送金手数料2000円で海外送金
7.Ally Bankで受取り
8.まとめ
international transfer from Japan
送金の大まかな流れ
手数料の内訳は,YJFXでの片道為替スプレッドが1ドルにつき0.000015 (0.0015%) です.$10,000を購入すると15cents (参考:$10,000が100万円と想定すると15円),YJFXからの外貨出金手数料で1500円,SMBC信託銀行からの海外送金手数料が2000円となります.

日本在住の家族や知人の力を借りることなく,海外移住後にオンラインで送金システム完成とその後の都度送金処理が可能です.

かなり安いルートであるという自負はありますが,最安であるとは必ずしも言えません.国際送金には様々なルートがあり,例えばクレカでのキャッシング,大黒屋で両替し自身で持出す,ユニオンバンク経由,TransferWise,PayPal,日本在住の家族に依頼して新生銀行から送金,最近では仮想通貨を用いた送金など競争と変化が激しく,他者様のブログで色々な方法が紹介されております.ですが,実際にどれくらいかかるのかというのはやってみた人しかわからないのも事実です.あなたが調べられた方法より私がこれから紹介する方法が少しでも安く,この記事がお役にたてると嬉しいです.

それではひとつずつ解説していきます.

1.マイナンバー,SMBC信託銀行,楽天銀行,YJFX口座を作成

まずマイナンバーカードを作成しましょう.国内FX業者の口座を作成するためとSMBC信託銀行のトークンを手に入れるために必要となります.
次にSMBC信託銀行の口座を作成しましょう.
振込手数料のネットバンクであればどこでも良いですが,私は楽天銀行と新生銀行の口座を持っています.
そして,YJFXの口座を作成しましょう.マネーパートナーズも良いみたいですがこのブログではYJFXの解説をします.
私は出国の1ヶ月半前にこれらを開始し,出国1週間前にギリギリ全ての手はずが整いました.


2.SMBC信託銀行のトークンをゲット

トークンとは小型電卓のような電子機器で,ワンタイムパスワードを生成することができ,海外の銀行口座を国際送金先に登録する際に必要となります.海外への発送はしていませんので,出国前に手に入れるのが必須で,これが一番の律速段階になります.私は出国1週間前に受け取ることができました.なお,現在までに3年経ちますがまだ内部バッテリーは持続しており使用可能です.

SMBC信託銀行の公式ページでは「動作保証はないが,ネットワーク等に接続しない機器のため、技術的には海外でもご利用いただけます。」と記載されております.
SMBC Trust Bank PRESTIA token
SMBC信託銀行のトークン

3.住民票を抜いた時点でマイナンバーカードが失効

マンナンバーはYJFXとSMBCトークン獲得のために必要でした.ここまでが出国前に済ませる手続きになります.

4.移住後にAlly Bank口座を作成

海外での生活開始後に国際受取手数料無料の銀行口座を作成してください.私はAlly Bankを使っています.

作成した口座をSMBC信託銀行のサイトに国際送金受け取り先として登録します.この際にトークンを使ってワンタイムナンバーを生成して認証をすることが必要になります.


3.手数料無料のネットバンクからYJFXに国内送金

オンラインで任意の金額をYJFXに振込手数料無料で移動します.このルートでは小分けして送金するより一度に多量の送金をした方が手数料の節約になります.ですが,自分は為替リスクを分散するために何度か時期を分けて送金しました.

4.YJFXで為替手数料を節約して外貨両替

海外旅行で外貨両替をした際に,2種類の手数料が取られたことを思い出してください.1つ目は為替スプレッドで,例えばBuyが101 JPY/USDでSellが100 JPY/USDである場合は0.5円が片道スプレッドとして両替してくれた金融機関にとられることになります.2つ目は両替手数料で一回の取引につき課される手数料です.

YJFXは片道スプレッドが0.0015%程度と大変お得です.さらに,両替手数料は無料です.
少しでも円が強い時に両替したいので,私は現在値より0.1〜0.5円の円高で指値注文を入れるようにしていました.


5.手数料1500円でSMBC信託銀行に国内送金

YJFXからSMBCに国内送金する際に,YJFXから1回につき1500円が差し引かれます.

6.SMBC銀行から送金手数料2000円で海外送金

SMBC信託銀行の残高が100万円未満の場合は送金手数料が3500円,
残高が100万円以上1000万円未満の場合は送金手数料が2000円,
残高が1000万円以上の場合は送金手数料が無料となります.

現在は日本での運用が低金利なので,利率は0.001%ととても低いですが自分は100万円の残高を維持しています.1000万円ある人は手数料を無料にしたりしないで,他で運用益を出すことを考えてくださいね.


7.Ally Bankで受取り

Bank of Americaだと$16の受取り手数料がかかりますが,Ally bankは受取手数料が無料です.

3が0-1営業日,5が2-3日,6が3日間程度かかり,トータルで1週間以内で送金開始から受け取りまで完了します.


8.まとめ

この記事のルートで送金すれば手数料は「(送金額)*0.000015+¥1,500+¥2,000」となります.

送金金額が多ければ多いほど片道為替スプレッドが低いFXでの為替両替のメリットが重要になってきます.

このルートでは中継銀行手数料は発生しませんでした.

0 件のコメント:

コメントを投稿